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軒下に講中札 急峻な山腹の宿場
赤沢宿
山梨県早川町

2018122日制作
日蓮宗本山・身延山と日蓮宗の霊山・七面山を結ぶ参道沿いの宿場。
南アルプス南東端の山腹、標高500〜570mの急斜面に形成されている。
通常の宿場町とは違い、参拝客が利用する講中宿などで形成された。
国の重要伝統的建造物群保存地区。


県道37号線から約2kmの山道を進むと赤沢の集落へ。
集落を抜けようと言うあたりに駐車場がある。
赤沢は身延山(標高1148m)や七面山(標高1982m)など急峻な山々に囲まれている。
以前は、身延山と七面山を参拝する場合、2霊場を結ぶ「身延往還」を歩き、赤沢で泊まるのが通常だった。
江戸初期に七面山の女人禁制が解かれて参拝者が増え、1920(大正9)年身延線開通でさらに賑わった。

大阪屋

大阪屋
マネギ板と呼ばれる講中札が軒下に並ぶ。
信仰を同じくする集団「講」が利用する宿だとわかる。
赤沢資料館(大阪屋内)
昔の生活器具などが納められている。

清水屋

歴史文化公園休憩処(喜久屋)
喜久屋内部

喜久屋前の街道 石畳
大黒屋
妙福寺
赤沢の檀那寺で、1277(建治3)年に改宗して日蓮宗となった。
七面山の鍵を預かった寺でもある。



玉屋


集落上部からの眺め



奴多山十萬部寺
集落から身延山方面へ約3.4km。
鎌倉後期1297(永仁5)年の開基で、1468(応仁2)年に現在の場所へ移転した。
左手に祖師堂、右手に妙法堂があり、祖師堂の前には、日蓮上人像が祀られている。





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