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ネコ駅長 広がる人気は世界へ
貴志駅
和歌山電鐵貴志川線
和歌山県紀の川市

201896日制作

貴志駅舎
和歌山電鐵貴志川線の終着駅で、猫を模った独特な駅舎。
駅長は何とネコの「ニタマ」で大人気
駅長室やたまミュージアム、たまカフェなどがある。


もとは、切符販売を請け負っていた駅前の「小山商店」で飼われていた。
母「みーこ」と「ちび」と3匹一緒で猫小屋、当時から人気があった。
2006(平成18)年に経営が南海電気鉄道から和歌山電鐵へ移管、猫小屋の場所が私有地から公有地に変わった。
公有地には猫小屋は置けない。食料品が並ぶ店内に置くこともできない。
困り果てた同商店のお母さんは、貴志駅での和歌山電鐵開業式典の際に小嶋光信社長に直訴した。
「駅の中に猫小屋を置かせてください。」
小嶋社長は「たま」を見て、ひらめいた!

貴志駅入口
「猫小屋を置くには、何らかお仕事をしてもらわないといけませんね」
「え?仕事って何ですか?たまは猫ですよ。」
「無人駅ですから、たまちゃんに駅長をやってもらいたいのですよ。仕事は、客招きです。」

裏から見たホームと駅舎
こうして、猫の駅長「たま」が就任した。「みーこ」「ちび」は助役となった。
すると、駅長がネコという話題が広がり、予想外の反響となる。
貴志駅で下車する観光客は何倍にも増え、減り続けていた乗降客は増加に転じた。
翌年には経済効果11億円という発表もあった。
その後も、「たま」は駅長から執行役員、常務、社長代理と出世。
役員報酬の一環で猫を模った立派な駅舎となり、たまの駅長室もできた。
新しい話題を次々と提供。ブームではなく、人気スポットとして定着した。
「たま」はローカル線を盛り上げ、2015(平成27)年に永眠。
社葬が行われ「名誉永久駅長」となった。

たま神社
駅構内には「たま神社」を創建、「たま」の銅像2体が設置された。
「いちご神社」「おもちゃ神社」「ねこ神社」と3つの小さな祠がある。

ニタマ駅長
現在の駅長は「ニタマ(2代目たま)」。
人気はさらに広がり、外国人観光客も押し寄せる。
先代「たま」駅長や和歌山電鐵のグッズも大人気。

たまカフェ

たまおみくじなど

時刻表

貴志駅ホームより

たま列車
貴志駅の先代駅長「たま」をモチーフにした電車。
車両には、様々な表情をした「たま」の絵が描かれている。
その数、101ヶ所。愛らしさがいっぱいだ。


Googleマップ




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