SPinfo エスピーインフォ

交通分断新港の足
架橋後も無料で活躍
富山県営渡船
富山県射水市

2019526日更新

渡船
定員80名の小さな船が、富山新港の湾口を渡る。
かつては地元の方を除き有料だったが、1986(昭和61)年からは誰でも無料。
西側の越の潟発着場は、高岡駅から延びる万葉線の終点・越ノ潟駅すぐ。
旅客や自転車を乗せて、東側の堀岡発着場へ。
約770mを約4分、動いたと思ったらすぐに到着という感じ。



越ノ潟渡船場

時刻表
6時台から20時台まで通常30分間隔中心(通勤通学時間帯は15分間隔)で運航されている。

渡船客室

越ノ潟渡船場と新湊大橋
北側には新湊大橋があるが、デッキに出ることは原則できず、窓から眺めることになる。


渡船(堀岡発着所)

堀岡発着所
堀岡発着所の近くには新港東口バス停がある。

新港東口駅付近の射水線廃線跡

射水線時代の電車(高岡市内に静態保存)
この渡船の存在は、かつてこの地を走っていた鉄道が関係している。
富山地方鉄道には、新富山〜新湊間の「射水線」と地鉄高岡〜伏木港間の「高伏線」(現在の万葉線の一部)はあった。
これを途中で繋いで、富山から高岡までの直通運転が実現。
しかし、「富山新港」を造ることになり、射水線の堀岡〜越ノ潟は港となり湾口が広がるため廃止に。
鉄道や当時の県道1号線が分断された代わりに、1967(昭和42)年に24時間運航の渡船が誕生した。
ところが、船の乗り換えはこれまでより不便となり、乗客数が激減した射水線は1980(昭和55)年に廃止。
新湊大橋の開通も加わり、県営渡船の利用者は減り続け、現在は上記のように運航時間も変わっている。
何とか存続して欲しいものだ。


富山県営渡船 越ノ潟発着場




おでかけの際は最新情報をお確かめください。

SPinfo エスピーインフォ