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昭和後期の植樹から
都内屈指の梅名所
世田谷梅まつり
羽根木公園
東京都世田谷区

2016215日制作
笹の丘から梅名所へ
始まりは1967(昭和42)年。
当時はまだ笹が生い茂る丘で、根津山とか六郎次山と呼ばれていた。
ここに、区議会議員選出記念で植えられた55本の梅の木に始まる。
元々、この付近の地名や駅名には「梅」がついていた。
以来、10回の植樹が行われ、約650本(紅梅約270本、白梅約380本)に広がった。
特に1971(昭和46)年「東京100周年記念植樹」で230本、1972(昭和47)年「世田谷区制40周年記念植樹」で100本、植樹している。


紅白合わせて60種類以上
梅林の中には、薄紅大輪の「見驚(けんきょう)」、花良し、実良し、香り良しというので名付けられた「花香実(はなかみ)」、
同じ木で花弁が紅白同居し、一輪一輪違う「思いのまま」などの珍しい品種や、実のなる「小梅・白加賀」といった品種もある。
梅林は、ゆっくり散策すると30〜40分かかる。


中村汀女句碑
中村汀女の句碑
「外にも出よふるるばかりに春の月」
梅林の一角に建てられた句碑には、この近くに住んでいた俳人・中村汀女の句が刻まれている。
春を先駆けて咲く梅を好み、この公園をよく散策していた。
句碑の周りには、早咲きの蝋梅も植えられ、黄色い可憐な花をつけている。

句碑裏手と蝋梅

蝋梅


飛梅
飛梅(とびうめ)
菅原道真公が政変の末、太宰府に左遷となり京を発つ時、
「東風(こち)吹かば匂い起こせよ梅の花、あるじなしとて春な忘れそ」(春の東風が吹いたら、梅の香りをさせておくれ。そして、私が居なくても春を忘れるんじゃないぞ)と詠むと、梅は主である道真公を慕って太宰府の地まで飛び、根付いたという伝説の梅。
1995(平成7)年に太宰府天満宮から寄贈された。
隣には2002(平成14)年に梅まつり第25回の記念で石碑が寄贈された。



日月庵
和室「星辰堂
古民家の部材を活かし、伝統技術と新たな技術を巧みに融合。
隣りには、同じような和室「日月庵」もある。
「梅まつり」期間中の土日には、星辰堂にてお抹茶の無料サービスがある。(朝から整理券配布)

茶会のお抹茶



賑わう露店
梅まつり期間中は、地元の商店会の出店もあり、飲食には事欠かない。

露店と梅の木
【梅まつりの期間】
2016年2月11日〜3月6日(毎年この時期)
【開催時間(露店の営業時間)】
おおよそ午前10時半位〜午後4時位(売切次第閉店)
【屋台の内容】
*おでん、焼きそば、ラーメン、そば粉すいとん、ビール、日本酒、甘酒、ジュース類。
*梅にまつわるお菓子類
「梅干とザラメのかりんとう」(380円)
おやつにも、おつまみにもよく合う、甘酸っぱいかりんとう。2015年度は一番人気。
「umemaru」(380円)
「梅」そのものの味がきいた、丸くて可愛らしい形のかりんとう。
「梅ようかん」(600円)
梅の果肉をたっぷりと練りこんだ羊羹で、紅と白の2種類がある。
「完熟梅のマドレーヌ」(180円)
国内産の梅の甘露煮を丸ごと1粒入れた、しっとりしたマドレーヌ。
「梅まつり」(3個入り600円)
甘露煮の梅と白あんを包んで焼き上げた、風味豊かな和菓子。
一部の商品は試食も出来る。食べ比べてみて、美味しいものを是非ともお土産に。
また、実行委員会の売店では、温かいお茶の無料サービスがある。

案内板より

<アクセス>
*京王電鉄井の頭線「東松原駅」下車。商店街を抜けて徒歩約7分。
*小田急電鉄小田原線「梅ヶ丘駅」下車。南西入口まで徒歩約5分。
※公園内の梅林へは、「梅ヶ丘駅」の方が若干近い。




おでかけの際は最新情報をお確かめください。

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