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道真ゆかり梅や藤など花の天神様
亀戸天神社
東京都江東区

2017529日制作
太宰府天満宮(福岡県)に対して「東宰府天満宮」あるいは「亀戸宰府天満宮」とも呼ばれた古社。
もちろん、祀られているのは菅原道真公。
太宰府天満宮の神官が、正保年間に布教で全国をまわった時、亀戸へ1661(寛文元)年に来て、道真ゆかりの飛梅で彫った天神像を奉祀したのが始まり。
1873(明治6)年に東京府社となってからは「亀戸神社」と号し、1936(昭和11)年に正式名称が現在の「亀戸天神社」となった。






亀戸天神大鳥居
明暦の大火後の復興を目指していた江戸幕府。
当地を復興の地と定め、4代将軍・徳川家綱はその鎮守神としてこの天神様をお祀りするようにと、現在の敷地を寄進。
翌1662(寛文2)年には、本家の太宰府天満宮に倣い、地形をはじめ 社殿、楼門、回廊、心字池、太鼓橋などが造営された。


しだれ梅(呉服枝垂)と男橋
太鼓橋「男橋」「女橋」
男橋は、大鳥居を過ぎると最初にある橋で、太宰府天満宮を模して造られた。
池と橋を人の一生に見立てた「三世一念の理」に基づき、この橋は過去を表している。
これに対して本殿前にあるのが女橋。これは希望の未来を現している。

女橋と御社殿

筆塚
書家や書道に励む人達が、筆の労に感謝し、一層の上達を願って廃筆を奉納する。

「宮居に遠き人之為に吉書始め(書初め)に、可用筆を1822(文政4)年より毎年十二月朔日から晦日まで出す」と伝えられ、今も「梅ヶ枝筆」を授与している。
特に天神様の命日である2月25日には、神苑の梅の木で調製した筆を授与。
7月25日には「筆塚祭(書道上達祈願祭)」が執り行われ、廃筆のお焚き上げが行われる。

境内には石碑等が100基以上ある。

うそ替え
うそかえ神事
1月24、25日の2日間、縁起物である木彫りの鷽が授与される。
「去年の悪(あ)しきは うそ(鷽)となり、まことの吉にとり(鳥)替えん」と、多くの信仰を集めている。

弁天社
1665年(寛文5年)7月に太宰府天満宮心字池畔の志賀社を勧請したもの。
天満宮の心字池を上野不忍池に見立てて、弁天様として祀られてきた。

五歳の菅公像
1977(昭和52)年の御神忌1075年大祭の際に奉納された。
台座に菅公が5歳の時、庭前の紅梅を詠まれた歌が刻まれている。
「美しや 紅の色なる 梅の花 あこが頭にも つけたくぞある」


御神牛
御神牛(ご社殿前)
菅原道真公は845(承和12)年「乙丑の年」にお生まれになり、905(延喜3)年2月25日に太宰府の地で亡くなった。
葬送の列が進む中、ご遺体を乗せた車を曳く黒牛が臥して動かなくなったという。
これは道真公の御心ではないか、ということでその地を墓所と定めた。
その後同じ「乙丑の年」に、その地へ太宰府天満宮が建てられた。
1961(昭和36)年の御鎮座三百年祭を記念して、御社殿復興と同時に奉納された。


歌川豊国の歌碑と梅

花園社

御嶽神社


梅に包まれた御社殿
梅の花
梅にゆかりの深い菅原道真。
境内の各所で梅の花を観賞できる。
品種としては白加賀の白梅が多い。見頃は毎年2月中旬から3月上旬頃。
また、黄色い花を咲かせる蝋梅も数本ある。


藤棚と東京スカイツリー
藤の花
境内には多くの藤棚があり、4月下旬から5月上旬頃に紫色の可憐な花が咲く。
歩いているだけでも甘い香りが漂ってくるほど。
特に男橋の上からは、東京スカイツリーと藤棚を絡めて撮影でき、カメラマンで賑わう。
また、藤の花の期間中はライトアップも行われる。(日没〜22時頃)

男橋から撮影した藤棚

ライトアップされた藤棚

藤棚とスカイツリー夜景


(画像提供:大江亜里朱)
御朱印帖
朱塗りの男橋と、梅、藤の花が描かれた素敵なデザイン。
(画像提供:大江亜里朱)
藤まつり期間のもので、「藤まつり」の印もある。

<交通>
JR総武線「亀戸」駅もしくは「錦糸町」駅から徒歩約15分。





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