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私鉄終着駅隣接のミニ鉄道博物館
京王れーるランド
東京都日野市

2016127日制作

京王線と井の頭線の代表車
京王線・高幡不動駅で乗り換えて4分、終点の多摩動物公園駅敷地にある。
もともとは2000年3月、多摩都市モノレールの開通に伴う乗降客減の対策としてオープンした施設。
多摩動物公園駅の駅舎に併設されていた。
当時は入場無料で、鉄道模型のレイアウトやプラレールコーナー、ミニ展示コーナーなどがあった。
2013年8月に一旦営業を終了、その後「京王電鉄開業100周年」記念でミニ鉄道博物館として同年10月にリニューアルオープン。
この時から入場が有料となった。





子育てファミリーでも楽しめる内容で、1Fと2F、屋外で構成されている。

<1階>
1階では、鉄道の仕組みを学び、触って、体験できる。
「運転体験コーナー」などがある。

館内展示のバス

バス運転台
超低床バス「RN210CSN」
京王電鉄バスが日産ディーゼルと共同でデビューさせた、超小型のノンステップバス。
最盛期には88両が活躍した。
車内に入ることもでき、運転台体験や方向幕体験を楽しめる。


運転台体験コーナー
6000系運転台体験コーナー
シミュレーションソフトは、実際の乗務員訓練で使用されたもの。
クハ6722の先頭部、実際の運転台で操作、乗務員OBの指導を受けながらの運転台体験だ。
特急、急行、普通など列車種別や気象、昼夜などを組み合わせた条件で運転体験を楽しめる。
初級、中級、上級と3つのコースがある。
観客の多い時には、整理券が抽選になるほどの人気。1回300円。
またここでは、車掌アナウンス体験や方向幕体験もできる。


鉄道模型
HOゲージレイアウト
京王沿線をイメージしたHOゲージ鉄道模型のレイアウト。
運転機器は、かつて本物の電車で実際に使用していた本格的なもの。
1回100円。

<2階>
お子さまが安心して遊べるキッズフロア。

アスれーるチック
アスれーるチック
ボールプールやトランポリン、すべり台など、鉄道設備をイメージした室内アスレチック。

プラレールコーナー
日本の鉄道系博物館としては最大級の広さの中、プラレールを存分に楽しめる。


展示品
コレクションギャラリー
過去の制服や切符、駅名板や方向幕などが展示されている。

<屋外展示場>
車両展示場を設け、往年の車両が展示されている。
また、ミニ電車が運行される。
クハ3719号車
井の頭線専用として、1962(昭和37)年に入線した京王帝都初のステンレスカー。
正面のマスクはFRP(強化プラスチック)で出来ていたため「ステンプラカー」という別名もあった。
また色の種類は、虹にちなんで7種類。
1963(昭和38)年には鉄道友の会から「ローレル賞」を受賞。
長らく井の頭線の顔として活躍してきたが、2011(平成23)年をもって全車引退。
引退後も各地の私鉄から引っ張りだこで、現在でも上毛電鉄、岳南鉄道、アルピコ交通(松本電鉄)、北陸鉄道、伊予鉄道で主力車として活躍している。
クハ5723号車
京王帝都電鉄の近代化に一役買った名車・5000系の制御車。
1963(昭和38)年から1969(昭和44)年にかけて155両が製造された。
またその優秀さと高速性から1964(昭和39)年には、鉄道友の会から「ローレル賞」を受賞。
1968(昭和43)年には、関東の通勤電車として初の冷房を設置。
この博物館での方向幕は、晩年の動物園線での運用を思い出させる、ライオンの絵がデザインされた「多摩動物公園」になっている。
京王線から引退後も各地の私鉄から引っ張りだこ。
現在でも富士急行、高松琴平電気鉄道、一畑電鉄、伊予鉄道、わたらせ渓谷鉄道(車体のみ)で第二の人生を送っている。

デハ2015
デハ2015号車
正面2枚窓のいわゆる「湘南型電車」で、1961(昭和36)年に京王線に入線。
この車両から、正面の行先表示板が電照式の方向幕(手動)になった。
特急電車から普通電車まで幅広く利用され、その塗装から「京王のグリーン車」と呼ばれて親しまれた。
この博物館での方向幕は、山をデザインした「高尾山口」となっている。
尚、千葉県の銚子電鉄では、この2010系電車が今でも4両活躍している。
デハ2410形電車
1940(昭和15)年製造の電車で、製造当初は400形と名乗っていた。
戦時中の東急との合併で「デハ2400形」に改番。
1963(昭和38)年の京王線昇圧(600V→1500V)の際に「220系」と更に改番されて、動物園線や競馬場線などの支線で活躍。
1969(昭和44)年の京王線ATS化に伴って運用離脱後は、多摩動物公園駅前にて展示されていたが、
後に京王資料館(非公開)に移動し、更にこの「れーるランド」リニューアルにあたって、整備保存された。
尚、古い電車のため、車内の公開は制限されている。

デハ6438
デハ6438号車
1972(昭和47)年から製造が開始された6000系電車の先頭車。
東京都営地下鉄新宿線への直通運転に対応するために、車両限界などに工夫が凝らされている。
都営新宿線乗り入れ車が9000系に変更になったことから廃車が進み、2011(平成23)年までに全車が廃車となった。
この6000系は他私鉄への移籍がなく、ほぼ全車がスクラップになったため、現存する唯一の6000系電車である。

ミニ電車「9000系」
車両展示場の外周を一周するミニ電車で、
京王の現在の主力車両となっている9000系電車をモチーフとしたもの。
乗車は1回100円。

<ミュージアムデータ>
*開館時間:9:30〜17:30
*休館日:水曜日(祝日の場合は開館し、翌日が休館)、年末年始
*入館料:250円(3歳以上)




おでかけの際は最新情報をお確かめください。

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