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日本酒ケーキの元祖
幅広い世代に酒の味わい
柏盛酒ケーキ
片山酒造
栃木県日光市今市

2016620日制作
東武電車が、日光方面と鬼怒川温泉方面に分かれる下今市駅
造り酒屋・片山酒造は、その下今市駅から歩いて約6分だ。
ここでは、日光山系からのいい湧水・千両水を活かした銘酒・柏盛日光路などが造られている。
その中でお土産として大人気なのが、その銘酒・柏盛をスポンジケーキに浸した「日本酒ケーキ」。
現在でこそ「日本酒ケーキ」は、各地の酒蔵で造られているが、元祖はここ片山酒造である。


「日本酒ケーキ」は今から28年前の1988(昭和63)年に誕生。
先代の社長(現社長の父)はお酒が飲めなかった。
そこで、飲めない人にも提供できるお酒の商品開発が始まった。
ヒントになったのは、洋菓子の「ブランデーケーキ」。
近くの洋菓子店と共同で作ったのが日本酒ケーキ
当時はバブル絶頂期で、世間は本物志向。
「お土産としてもいいものを」と、お酒やスポンジケーキなど原料にもこだわった。
また、販売は直販のみ。「原価をかけてもいいものを」というスタンスを貫いた。
発売当初は、「日本酒とケーキは合わない」と異端視され、発売個数も伸び悩んでいた。
しかし、原料の日本酒やスポンジケーキを替るなど、納得するまで試行錯誤が続いた。
努力の甲斐あって、売上は年を追うごとに伸びていった。
今では「日本酒ケーキ」を目当てに片山酒造へ訪れる観光客も目立つ。
酒蔵での直販ながら月1,000個売れるようになった。





佐瀬式搾り機
酒造では、今でも「佐瀬式」という古来からの搾り機を使用。
「もろみ」をひとつひとつ、人の手で袋詰め。
丹念に積み重ね、上からゆっくりと圧をかけ、お酒を搾っている。

麹室
酒米は兵庫県産の山田錦、酵母は栃木県が開発した特別な酵母。

酒蔵内部

酒蔵内部
酒蔵は電話予約で見学可能。
また、お酒に使う水を汲ませてもらうこともできる。
日光、鬼怒川、会津などの帰りに、ぜひ立ち寄りたい。

売店に並ぶ片山酒造のお酒

片山酒造外観

【アクセス】
*東武鉄道日光線「下今市」駅から徒歩約6分。
*日光宇都宮道路「今市」インターより車で約10分。




おでかけの際は最新情報をお確かめください。

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