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湯波を知る味わい 門前老舗旅館
湯波御膳
日光星の宿
栃木県日光市

20161020日制作

汲み上げ湯波
日光東照宮の入口、「神橋」南側の高台にある旅館「日光星の宿」。
「小西旅館別館」として明治期に創業し、日光の歴史と自然の移ろいを眺めてきた老舗旅館。
日光といえば「湯波(ゆば)」。膜を二重にして引き上げる特徴がある。
大豆を原料とした豆乳から作られる湯波は貴重なタンパク源として古くから修験者たちに伝わってきた。
栄養価にあふれ、腹持ちよく、加工によっては携帯にも便利。
この宿では宿泊プランでも「湯波料理」プランがあるが、日帰りでも「湯波御膳」がある。






<旅行記>
「神橋」近くの坂道を上ると、「日光星の宿」。
昼食を予約していることを告げると、すぐレストランへ通された。


湯波御膳「先付3品」

刺身湯波
席には、先付3品と、刺身湯波が並んでいた。
先付は、季節により内容が変わり、見た目にも楽しい。
刺身湯波は、独特の醤油をほんの少しつけていただく。
大豆本来の甘さが広がった。

汲み上げ湯波
豆乳が入った小鍋に火が入れられる。
でき立ての「汲み上げ湯波」を食べられるという。これは楽しみ!
鍋が煮えてきて湯気が上がると、豆乳に薄く膜が張る。これが湯波だ。
汲みたての湯波は、もう甘味が濃厚でたまらない美味しさ。

豆乳の膜が張りにくくなる頃、ちょうど火は消える。
「おちょこに入ったにがりを鍋に入れて、軽く混ぜてください。」
果たして何になるのだろうか。

次は煮物が運ばれてきた。
揚げ巻き湯波の焚き合わせで、薄味のダシで煮込んだ上品な味わいだ。

湯波御膳「煮物」

さて、先ほど豆乳に入れた「にがり」は、豆乳からお豆腐を作るときに使うもの。
鍋の中で「おぼろ豆腐(汲み出し豆腐)」になっていく。

おぼろ豆腐
形になってきたところで口に運ぶ。
確かに豆腐の味。しかも風味たっぷり、口いっぱいどころか体に旨みが広がっていく。
なかなかいい経験をさせて頂いた。


天ぷら盛り合わせ

湯波御膳「食事類」
会席の方は揚物(海老と野菜数品)が出て、ご飯、味噌汁、香の物。そして、甘味。
小豆白玉だんごとお茶、コーヒーだ。
湯波は結構、お腹がふくれるもの。ボリュームも満足。


甘味

食後のコーヒー


別注「地酒飲み比べセット」

昼食を頂いた方は、温泉入浴(12〜15時、バスタオル・フェイスタオル付)の料金通常1,000円が500円に割引きとなる。
温泉は別棟で、男女別檜風呂の大浴場と、1人用露天風呂など。
夏はすべての窓を開け、庭園の自然そのものを感じる温泉になる。

内湯

露天風呂

湯上り処
<案内>
*湯波御膳 3,240円
*日帰り入浴(バスタオル・フェイスタオル付) 1,000円(昼食利用時は500円)




おでかけの際は最新情報をお確かめください。

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