東海地方 静岡県
伊豆エリア 河津町

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樹齢千年以上の大楠
伝統行事「鳥精進・酒精進」
来宮神社
静岡県河津町

杉鉾別命神社(来宮神社)の大楠
すぎほこわけのみことじんじゃ。
この大楠は「来宮様の大クス」とも呼ばれ、神木として崇められてきた。
周囲約14m、樹高約24mで、樹齢約1,000年以上。
国の天然記念物に指定されている。
迫力ある根回り、堂々とした風格。
とてつもなく長い年月、河津を見守ってきた。
明治中頃までは、この地域に7つの大きなクスがあったというが、
このクスだけが現存している。

杉鉾別命神社
平安時代創建と伝わる格式ある古社。
河津駅より山側へほぼまっすぐ約1km。
鳥居をくぐると、森の中に境内が広がる。
本殿
平安時代創建と伝わる古社。

今に伝わる行事「鳥精進・酒精進
この神社の祭神・杉桙別命(すぎほこわけのみこと)は心優しく、鳥たちの言葉をよく解され、鳥たちから慕われていた。
しかし、大変酒好き。さらに、酒に酔うとどこでも寝てしまった。
ある日、ススキの原で酒を飲み酔っぱらい寝てしまうと、里の主になろうとたくらむ大蛇が野に火を放ったため、炎に取り巻かれてしまった。
その時、鳥の大群が飛来し河津川に羽をひたし、しずくを降らせて火を消してくれた。
これに感銘を受けた杉桙別命は、「小鳥達が私の命を助けてくれた。これからはお酒をやめよう」と決心した。
これに逆らうと、家が火事になったり、足を折ったりする「火の祟りに遭う」と言われ、「伊豆の七不思議」に数えられている。
この故事から、12月18日から23日まで、鳥肉・卵と酒を断つ風習が、現在でも氏子や崇敬者が行っているという。
河津の学校は、この期間の学校給食で鶏肉と玉子は出さない。
居酒屋や酒屋は、鳥精進・酒精進で臨時休業する店もある。

来宮神社(河津町HP)




2015427日制作
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