東海地方 静岡県
伊豆エリア 河津町

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文学作品の舞台
変化に富む七つの滝
河津七滝
かわづななだる
静岡県賀茂郡河津町

2017312日制作

大滝
7つの滝が連続する伊豆半島の名瀑。
この地域では、滝のことを「水の垂れる場所」ということで「たる」と呼ぶ。
したがって、「ななたき」ではなく「ななだる」、「かわづななだる」。
上流から、釜滝、エビ滝、蛇滝、初景滝、カニ滝、出合滝、大滝。
遊歩道もよく整備され、変化に富んだ景色を楽しめる。






七滝遊歩道入口
滝に沿って散策路があり、大滝以外の滝を眺めながら森林浴ができる。
「河津七滝バス停」からは登りになるため、楽な方がいい場合は「水垂バス停」から下る。
「水垂バス停」近くに「七滝遊歩道入口」の看板がある。
それぞれの滝を見学して、所要時間は約1時間20分。

釜滝へはバス停下の駐車場から約200m。
途中、上流方向へ曲がって約250m進むと「猿田淵(さるたぶち)」がある。
せっかくなので、見落とさないようにしよう。

滝々段々橋
長い階段、さらに吊橋「滝々段々橋」を渡ると、美しい淵が目に飛び込んでくる。
相当深いようで、中に吸い込まれそうな青さ。
名の由来は、猿田彦命という神様が、ここで水面から飛び上がった大きなヤマメを釣り上げたことから。

猿田淵

元のコースへ戻って、いよいよ七滝探勝。
まずは「釜滝」へ。猿田淵から約300m。
落差22mの豪快な滝で、滝壺が釜の底のようで名が付いた。
展望デッキにまで、滝しぶきが届く。
耳に滝音、肌には飛沫。心が洗われるような山峡だ。

次はすぐ下流の「エビ滝」。流れが海老の尾びれに似ているという。
河津七滝の他の滝には落口に柱状節理が見られるが、この滝だけは岩肌がつるっとしている。

河津踊子滝見橋
長さ46mの吊橋「河津踊子滝見橋」を渡ると、「蛇滝」。
周辺の玄武岩が蛇のウロコに似ていることが名の由来。

蛇滝

階段を下り約100m下流に「初景滝」。
滝の手前には「踊子と学生の像」があり、伊豆の滝らしい撮影ポイントとして人気。
小説の舞台で、いろんな情景が思い浮かぶ。

初景滝

初景滝近くの湧水

伊豆の踊子像
現地の看板

初景滝を出ると道はなだらかになり、土産店や公衆トイレなども出てくる。
そして、白い流れが美しい幅1mの小さな「カニ滝」。
流れの近くまで降りることもできる。

カニ滝

通常の散策コースで一番下流の滝は「出合滝」。
天城山中から流れ出る本谷川と、支流の荻ノ入川がまさに出合う場所だ。

出合滝

河津七滝で最大の滝「大滝」は、現在では遊歩道から見学することができない。
出合滝のわずか50m程下流で、遊歩道の端から微かに見える程度。
見学には、温泉旅館「天城荘」へ宿泊か日帰り温泉で入場が必要。
落差30mを一気に落ちる河津七滝最大の滝。
露天風呂で温泉に浸かりながら見る大きな滝は、野趣あふれる贅沢なひととき。
(日帰り入浴は要水着)

大滝と天城荘露天風呂


温泉街の河津桜

現地の看板
<アクセス>
*伊豆急行線「河津」駅から、天城峠方面修善寺駅ゆきバスで「水垂」下車。
*河津駅からバス利用の場合は、「河津七滝往復割引乗車券」を使うと便利。
往復1,130円で、2日間有効。
*車の場合は、「河津七滝」バス停もしくは「水垂」バス停にある無料駐車場を利用。

<天城荘日帰り入浴>
*大浴場・そと湯セット(3時間)10:00〜17:00
 大人2,000円、小学生1,500円、幼児1,000円
*外湯(露天風呂)のみの利用(夏季のみ:2時間)10:00〜17:00
 大人1,500円、小学生1,000円、幼児500円
※いずれの場合も要水着(300円でレンタルあり)

七滝観光センター駐車場




おでかけの際は最新情報をお確かめください。

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