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終戦直後の童謡名作が
生まれた風景
みかんの花咲く丘歌碑
静岡県伊東市亀石峠

2016414日制作
伊東市宇佐美から「宇佐美大仁道路」を亀石峠へ向かう途中。
みかん畑や海などを眺望できる場所に、童謡「みかんの花咲く丘」の歌碑がある。
この歌は日本を代表する童謡のひとつで、碑は1983(昭和58)年に建てられた。
作詩・加藤省吾、作曲・海沼実の自筆の歌詞と楽譜が刻まれている。





歌碑より
みかんの花咲く丘
みかんの花が 咲いている
想い出の道 丘の道
はるかに見える 青い海
お船が遠く かすんでる
「みかんの花咲く丘」ができたのは、戦後間もない1946(昭和21)年。
当時のNHKのラジオ番組「空の劇場」で、人気の童謡歌手・当時12歳の川田正子が歌うために作られた。
東京の本局(当時は内幸町)と伊東西国民学校(現在の伊東市立西小学校)を結ぶ「日本初のラジオ二元放送」で披露するというもの。
前日に依頼された加藤省吾が中継先・静岡のイメージとしてみかんを題材に作詞。
GHQの検閲を受けて、海沼実が伊東行の列車内でメロディーを考えるという慌ただしさ。
みかんの花が車窓に広がる国府津駅付近で前奏部分を、伊東線宇佐美駅付近で、残りを完成させたという。
諸説あるが、宇佐美にほど近いこの亀石峠からの景色がモデルになったといわれている。
放送で歌は大反響。心温まる歌詞と明るいメロディーが、国民の心を癒してくれた。

歌碑の説明文
地元のバス会社・東海自動車(東海バス)のバスガイドは、入社するとまずこの曲の指導を受けるという。
また、JRの宇佐美駅と伊東駅の発車メロディーで、この曲が流れるようになった。





歌碑からの風景
歌碑がある場所からは、天気に恵まれると相模湾とそこに浮かぶ初島まで見える。
みかん畑も広がり、歌詞のように夏には白いみかんの花が咲く。
歌碑へアクセスできるのは宇佐美から亀石峠へ向かう上り線のみで、亀石峠から宇佐美へ向かう下り線からのアクセスはできない。





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