東海地方 静岡県
伊豆エリア 熱海市

日本一早咲き 温泉地心の療養
熱海梅園
静岡県熱海市

2016213日更新
日本一早く梅の花が咲き、暖かい伊豆らしさを感じさせてくれる熱海梅園。
1885(明治18)年、内務省初代衛生局長・長与専斎が、温泉療養施設 「きゅう汽館」(旧「大湯」)の完成で、熱海に赴任した際、
「温泉がよく病気に効くのは、ただその中に含まれている塩気や鉄精にばかり頼らず、適当な運動をするからである。
もし一日中室にいて、温泉に浸かっていたら倦きもし、疲れもして、養生にならない・・・・・」と提唱。
横浜の豪商・茂木惣兵衛をはじめ、中山神奈川県議会議員、地元の日吉、小松、露木の諸氏らと共に梅園の造成をはじめ、翌1886年(明治19)年に開園した。
後に御料地になった後、戦後は一時国有化。
1960(昭和35)年、無償で熱海市に払い下げられ、公園として整備された。
総面積 4.4ヘクタール(約14,000坪)。
植えられている梅の品種数は59種、合計472本にものぼる。
開花時期は、早咲き272本、中咲き104本、遅咲き96本となっており、
毎年1月中旬〜3月中旬の「梅まつり」期間中は、何かしらかの早咲きの梅が見られることになる。


梅園五橋
正面入口より「漸佳(ざんか)」・「迎月(げいげつ)」・「雙眉(そうび)」・「駐杖(ちゅうじょう)」・「香浮(こうふ)」の名がある橋。
迎月橋(「梅園五橋」のうち、入口から二番目)
イベントステージがある「中央広場」へアクセスできる。中央広場には「貫一お宮の梅」や松尾芭蕉の句碑三つ子樟などがある。

迎月橋

雙眉(そうび)橋


芭蕉の句碑

梅園六名木
「三つ子樟(みつごくす)」、「腰掛欅(こしかけけやき)」、「石割榊(いしわりさかき)」、「根なし梅」、「供養梅」、「貫一・お宮の梅」
の名がある、梅園の中でも有名かつ格調のある6本の名木。

貫一お宮の梅


満開の蝋梅

三つ子樟
梅園を開いた1887(明治19)年当時は、直径40cm程の大きさだったが、成長していくと「梅の育成の邪魔になる」と切られてしまった。
しかし、その後に切り株からひこばえを出し、現在のように三本の樟になった。生命力に驚かされる木だ。
三つ子樟

梅見の滝
園内にある高さ13m、幅28.5mの人工の滝で、滝の裏から梅園の風景を望むことが出来る。


中山晋平記念館
熱海が生んだ作曲家・中山晋平の旧居宅を記念館として保存。中山氏の作品の世界などに触れることが出来る。
「梅まつり」期間中は無休。
根なし梅
中山晋平記念館の庭にある。
元々は野梅性の実梅(長束[ナヅカ])の一種で、1972(昭和47)年の台風で倒れかけていたものを起こした。
その際、根元が半分幹から裂けて、上半分の根元が根が折れたことからこの名がある。
韓国庭園
2000(平成12)年9月23日、日韓首脳会談が熱海市において開催され、
その翌日に森総理大臣(当時)と金大統領が梅園を訪れたことを記念して、2001(平成13)年に完成。
おおよそ400年前の韓国の庭園を再現したもので、内庭面積900u、外庭面積300u。
澤田政廣記念美術館
梅園に隣接されて建っている。熱海出身の文化勲章受章者・澤田政廣(さわだせいこう)の代表作品を集めた美術館。「梅まつり」期間中は無休。
足湯
梅の時期と、紅葉の時期のみ営業する、無料の足湯。
源泉をそのままかけ流しており、湯口の付近はかなり熱め。
タオル販売(100円)あり。
熱海梅園梅まつり
毎年1月中旬〜3月上旬に開催。
一般の入場料は300円だが、熱海市民並びに熱海市内宿泊者は100円で入れる。(泊まったホテルの領収証など要証明書)
露店の他、土日祝日などをメインに様々なイベントが行われる。
ミス熱海撮影会、芸妓衆の踊り披露、御箏の演奏会、甘酒無料サービスなど盛りだくさん。
また2月中の土日祝日には、糸川の熱海桜方面へも出られる無料シャトルバスが運行され、熱海桜と絡めて楽しむのに良い。

梅園入口付近のあたみ桜


201596日制作
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