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歴史も花咲く千本の梅
越生梅林
埼玉県越生町

2017213日制作
越辺川沿いに広がり、関東屈指の規模。
偕楽園(茨城県)、熱海梅園(静岡県)と共に「関東三大梅林」に数えられることもある。
九州太宰府から天満宮を分祀した際に、菅原道真にちなんで梅の木を植えたのが起源とされる。
樹齢650年の古木など1000本余りの梅が咲き揃う。





太田道灌の父・道真は子の道灌に家督を譲ったのち越生に居を構えていた。
文人としても名を知られていた道真の所には、連歌師の心敬や宗祇も訪れ、越生の梅を賛美する句を詠んでいた。
小杉天満宮(現在の梅野神社)には1350(観応元)年の棟札が残っている。
江戸時代にはすでに観梅や食用の梅の産地として知られ、明治以降は観光地としても名が広がった。
佐々木信綱や田山花袋、野口雨情などの歌人も訪れている。
「入間川高麗川こえて都より 来しかひありき梅園のさと」佐々木信綱。
現在でも埼玉県で一番の生産量、出荷量となっている。

越辺川から見た梅林

越生梅林の碑と梅

屋台村

古木「魁雪」

自然体験館と梅

梅の下を石炭で走る「ミニSL」
梅園内に全長約253mのミニSL用線路が敷かれている。
日本工業大学附属東京工業高校の生徒が製作したもので、梅園が譲り受けた。
昭和40年代まで八高線で活躍した「キューロク」こと9600形蒸気機関車がモチーフだ。
石炭をくべて走る本格的なもので、子供ばかりか大人も夢中になる魅力を持っている。
「ミニSL」に乗りながらの観梅は乙なものだ。
「梅まつり」期間中の土日祝日に運行される。


展望台から

梅サミット記念の梅
1本の紅梅は、「第18回全国梅サミット記念植樹」。
梅を観光資源としている13の自治体が集まって、会議を行っている。
<全国梅サミット参加自治体>
太宰府市(福岡県)、熱海市(静岡県)、奈良市(奈良県)、水戸市(茨城県)、安中市(群馬県)、伊豆市(静岡県)、越生町(埼玉県)、小田原市(神奈川県)、湯河原町(神奈川県)、青梅市(東京都)、みなべ町(和歌山県)、知多市(愛知県)、若狭町(福井県)


野外ステージ前の梅

ステージ「南京玉すだれ」
伝統芸能たっぷりのステージ
「梅まつり」期間中の土日祝日には、特設ステージでイベントが行われる。
地元学生の和太鼓演奏、伝統芸能「南京玉すだれ」実演、民謡ショーなど盛りだくさん。
また、屋台村も出るので、食事も楽しみ。

<梅まつり>
2月中旬〜3月中旬(2017年度は2月18日〜3月20日)
開花状況により延長することもある。
<アクセス>
*池袋から東武東上線、坂戸駅で越生線に乗り換え、終着駅「越生」下車。駅からはバスで約15分。
(「梅まつり」期間中は臨時の増発バスあり)
*関越自動車道「東松山IC」から約15km。





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