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樹勢回復 樹齢800年の巨桜
石戸蒲ザクラ
埼玉県北本市

2017513日制作
東光寺の境内にある樹齢800年の大きな桜。
樹高約12m、根回り約7.2mで、日本五大桜のうちの一つ。
エドヒガンザクラとヤマザクラの自然交配種で、世界で唯一のもの。
見頃は4月上旬頃。





源頼朝の異母兄弟・蒲冠者源範頼が名の由来で、範頼が石戸の地へとついてきた杖をさすと根付いたという。
桜の傍には、源範頼のものとされる墓所がある。
1922(大正11)年に五大桜と共に日本で初めて国の天然記念物に指定された。
※他は、三春の滝桜(福島県)、山高の神代桜(山梨県)、狩宿の下馬桜(静岡県)、根尾谷の淡墨桜(岐阜県)。
当時は現在より大きく、4本の幹があり根回りは11mもあった。
戦後は樹勢の衰えが進行し、1966(昭和41)年の台風で4本中2本が根元から折れてしまう。
昭和50年代中頃には1本のみが残され、花も付けなくなった。
根元にあった10基もの板石塔婆を移動など、樹勢回復の活動が続いた。
1977(昭和52)年には10年ぶりに花が咲いた。
桜の前に立つと、大きさと風格に圧倒される。
周辺をゆっくりまわり、様々な角度から桜を観賞。
巨桜から舞う桜吹雪は、ここならではの風情を感じる。
開花期間中、寺の前にある駐車場で物販テントが出る。(雨天中止)

東光寺本堂と桜


石戸蒲桜へ向かう道
東光寺は、鎌倉時代の御家人石戸氏の館跡内。
本堂は石戸氏の持仏堂が前身とされ、鎌倉時代などの文化財が所蔵されている。

近くを鎌倉街道と伝えられる道が通っており、多くの史跡が残っている。
石戸宿地区は、江戸時代に将軍が鷹狩りをする際の休憩所「お茶屋」があった。

JR高崎線を「北本」駅で降り、北里大学方面ゆきバスで約20分。
終点から徒歩約5分。





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