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色あせない鏝絵日本一密集地域
安心院の鏝絵
大分県宇佐市安心院

2016429日制作

鏝絵は壁を塗る道具「鏝(こて)」で描いた絵。
安心院には、家屋の戸袋や切妻の下などに描かれた鏝絵が約100ヶ所もある。
見学できるものは何と70ヶ所。
全国で見られる鏝絵の約1/3が大分県にあり、さらにその約1/10が安心院に集中している。


◇現地の看板◇
「鏝絵とはなんですか」
 鏝絵とは、民家の戸袋や壁、土蔵などに左官職人さんが壁をぬる鏝(こて)を使って描いたレリーフ(浮き彫り)のこと。
白壁をぬり終えて、残しておいた漆喰で施主さんの家が豊かで、幸せがくるように、また悪い事が起きないように願ってお礼として差し上げた、左官職人の匠の技がイカされた作品です。
 ここ安心院町では、明治時代から現代の作品まで保存と創作活動を続け、全国一の鏝絵密集度を誇っています。
どうぞ「上を向いて歩き」ながらゆっくりお楽しみください。(鏝絵は鰻絵うなぎ絵ではありません)

1884(明治17)年築の重松邸には4つの鏝絵がある。

1階の壁いっぱいに鏝絵「富士山」。
重松邸の3階からは豊後富士(由布岳)が見えるという。
3階部分には「虎」。疫病除けの意味がある。
鏝絵は何層も同じ色で塗らるため、年月が立っても消えない。




鏝絵通りには鏝絵が6カ所10個。
ひとつのエリアでいろんな鏝絵を見ながら散策できる。

「一富士、二鷹、三茄子」
1980(明治13)年制作。保存のため2004(平成16)年に修復して移設された。
「恵比寿・大黒・鯛の三番叟」
猿の三番叟でなく鯛の三番叟で、恵比寿さんが鯛に踊らされている。
1895(明治28)年制作。
安心院の鏝絵、創始者といわれる長野鐵蔵作。発想が実にユニークだ。
地域全体、大らかで優しい感じの絵柄が多い。

やまさ旅館の鏝絵「東椎屋の滝のぼりの鯉とスッポン」。
新しく2004(平成16)年に制作された。

安心院高校の校門脇にある「松に鷹」の鏝絵。
2010(平成22)年に移設された。
鏝絵とウォーキングコースの案内看板。
各所に駐車場が整備されている。


安心院の中心街から県道50号線で南へ約2kmの竜王地区には4ヶ所。
妙庵寺の欄間にある「蓮の華」の鏝絵。1903(明治36)年制作。
室内にある安心院の鏝絵はここだけ。


宇佐市観光協会安心院支部で鏝絵MAPなどを頂ける。
また、ボランティアガイドを予約でお願いすることもできる。

宇佐市観光協会安心院支部

観光協会の鏝絵

観光協会と重松邸の場所




おでかけの際は最新情報をお確かめください。

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