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北アルプスから望む日の出へ
日本最高所のバス
乗鞍岳ご来光バス
アルピコ交通
長野県松本市安曇

201686日制作
標高3,026mの剣ヶ峰をメインに23の山々で構成される乗鞍岳
乗鞍山頂畳平)」までバスで登ることができるが、そこは標高2,702m。
日本最高所にあるバス停として知られている。
このバス停に向け、乗鞍高原からアルピコ交通(松本電鉄バス)「ご来光バス」が運行される。
期間は、7月中旬から9月中旬まで。
下車後、標高2,772mの大黒岳へ約10分の登山。
さあ、北アルプスから望む雄大な風景の夜明けへ。





◇乗車体験記◇
乗鞍高原(観光センター駐車場)からのバス出発時刻は午前3時半前後(日の出の時刻に合わせ変わる)。
乗車した日は午前3時40分発だった。
乗鞍高原では車中泊禁止のため、他の場所で仮眠をとってきた。
出発30分程前からバス停に行列ができ、車掌が切符を売りに来た。往復2,800円なり。
バスは2台だった。自然環境に配慮して、低公害バスが使用されている。

観光センター前停留所

定刻通りに発車。まだ、辺りは真っ暗闇。
乗鞍山頂(畳平)まで約40分の道のりだ。
鈴蘭、スキー場前、休暇村から乗客が加わり、「乗鞍エコーライン」をゆっくりと登っていく。

県境ゲートバス停
東の空が少し明るくなってきた。
ご来光バスだけの臨時バス停「県境ゲート」(標高2,716m)にて下車。
登山口から10分程の登山で着く大黒岳(標高2,772m)は進行方向右側の登山口だ。
進行方向左側には富士見岳(標高2,817m)の登山口がある。
この山からもご来光を拝めるのだが、少しきついとのこと。
ちなみに、バスの終点「乗鞍山頂(畳平)」バス停付近は窪地のため、ご来光は見えない。
少し急な斜面だったが、予定通り約10分で大黒岳の頂上へ。
明るくなるにつれ、雲海が広がっているのがわかった。
ご来光を拝めそうで、気持ちが高鳴ってきた。
午前4時半頃、熊よけの鐘を鳴らしながら登ってきたガイドが、「本日の日の出は、午前4時46分の予定です。」と告げた。
刻々と東の空が明るくなり、赤く染まり、そして眩しい朝陽が雲海から鮮烈な光を放った。
感嘆の声が上がる。拝んでいる人もいた。
あこがれていた乗鞍山系からのご来光にしばしうっとり。
「乗鞍岳ご来光バス」のおかげで、本来は登山者だけに許されていた「ご来光」の絶景をこんなに気軽に見ることができた。

大黒岳への登山道と富士見岳

大黒岳頂上から見た乗鞍エコーライン
奥の白いドームは乗鞍観測所

鶴ヶ池と畳平バスターミナル
帰りのバスは、「県境ゲート」午前5時40分発。
乗鞍高原に戻って、宿での朝食にも十分間に合う。
もちろん、戻らずに朝食持参で朝の乗鞍を楽しんでもいい。
<ご来光バス問合先> アルピコ交通新島々営業所(0263)92-2511。
※岐阜県側の平湯温泉からも、濃飛バスの「ご来光バス」が運行されている。




おでかけの際は最新情報をお確かめください。

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