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雨生む聖地 展望絶佳の晴天
大山阿夫利神社
おおやまあふりじんじゃ
神奈川県伊勢原市

20171126日制作
崇神天皇の頃の創建と伝わる古社。
大山はよく雲がかかるため、「あめふり山」とも呼ばれた。
755(天平勝平7)年、東大寺別当良弁が一山をあげて雨降山大山寺と号した。
源氏、足利氏、北条氏、徳川氏など時の権力者からも尊敬を受けてきた。
また、江戸中期から後期にかけて、江戸民衆の大山詣が人気となった。
大山に登って一人前という地域もあったという。
「大山詣り」は日本遺産。
明治初頭の神仏分離令で、大山寺が移動、大山阿夫利神社と名付けられた。
標高1,247mの大山山頂に本社、標高700mの中腹に下社がある。





大山阿夫利神社下社
小田急「伊勢原駅」からバスで約30分。
ケーブルカーで山上駅へ。下社に着く。
下社は拝殿で、立派な社殿が建っている。
豆腐塚や大天狗の碑などもある。

大山名水
地下に降りる道には大山名水の御神水が龍の口から湧出。
水筒などで汲むこともでき、1本200円の初穂料でペットボトルの授与もある。

地下参道のお燈明

お神酒授与所
「地下参道」は、燈明のゆらめく一角や、お神酒(お志)の授与所がある。
下社御朱印(画像提供:大江亜里朱)
秋の下社は、菊の花が飾られている。
また、もみじ汁(けんちん汁)が1杯100円で振舞われる。
御朱印は社務所でいただける。

登拝門
下社から山上の本社へ向かう最初の門。
門をくぐると、急な石段となる。
ここで上へ行くことを断念する人も多い。

本社への登山道
本社までは約1.8km、徒歩約90分。
急坂や足場の悪いところもあり、山歩き向けの靴を強く推奨する。

相模湾や江の島も展望
急坂の続く山道は楽ではないが、時折開ける景色に心癒される。
相模平野を一望、眼下には門前町が見下ろせる。
天気に恵まれると相模灘や江の島などの大展望。
夫婦杉
登山道八丁目付近にある。推定樹齢500〜600年の大木。
左右2本の杉が一緒になった樹形で、縁起がよいとされる。

富士見台からの風景
富士見台
登山道21丁目付近の展望台。
天気がいいと、名のごとく霊峰富士を眺望。
稜線重なる周囲の山々も美しい。


山頂付近の鳥居


前社


大山阿夫利神社本社

大山阿夫利神社 奥の院
大山山頂
山頂には、前社、本社、奥社がある。
本社の社前にあるブナの大木は「雨降の木」とも呼ばれ、
晴日でも水滴をたたえ、この木に霧がかかると雨が降るという。
山頂本社の御朱印も頂けるが、職員不在時は下社社務所で職員不在を伝えると頂ける。
本社御朱印(画像提供:大江亜里朱)
売店では豚汁とおでんが人気で、行列ができる程。
山頂石碑

大山山頂の賑わい
本社のある山頂は標高1,247mもあり、展望がさらに広がる。
長い旅路、急な山道、あこがれの地。
登った人だけが見える、心の絶景だ。

大山詣で宿坊に泊まる際、宿代は大豆でも可能で水に恵まれた環境もあって豆腐が名物となった。

紅葉シーズンには、東京メトロ千代田線より臨時特急ロマンスカー「メトロもみじ号」が運行される。





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