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紫陽花続く車窓 梅雨の情景
あじさい電車
箱根登山鉄道
神奈川県箱根町

2016627

あじさいとモハ1形
小田原から箱根湯本、そして箱根を登る箱根登山鉄道。
出山の鉄橋あり、スイッチバックありと変化に富み、山々や渓谷の景色もいい。
1年で最も華やかになるのが、6月の紫陽花(あじさい)シーズンだ。






箱根湯本駅に着いた「夜のあじさい電車」
箱根湯本駅を出てすぐの勾配を登る際、最初に車窓に広がる。
そして、塔ノ沢駅ホームやスイッチバックの大平台駅付近など、次々とあじさいの花を楽しめるスポットが迎えてくれる。
見頃は標高により差があるが、全体としては6月下旬頃がハイライト。
紫陽花が植えられたのは戦前といわれ、線路の法面補強目的だった。
花が咲くようになると乗客から好評となり、「あじさい電車」としてPRするようになった。

あじさいとアレグラ号

あじさいとベルニナ号(旧塗装)

あじさいとベルニナ号

塔ノ沢駅に入線する「サンモリッツ」号
塔ノ沢駅
ホームに銭洗弁天があり、紫陽花の植え込みが広い。
駅がトンネルとトンネルの間にあり、紫陽花が咲くホームと電車を絡めて撮影できる。

塔ノ沢駅ホームのあじさい

塔ノ沢駅ホームの銭洗弁天
大平台駅
スイッチバックで進行方向が変わり、電車をいろんな角度から撮影できる。
少し歩いた線路際にも多くの紫陽花があり、登山電車と一緒に撮るのに良い。

大平台駅付近踏切脇の紫陽花

「夜のあじさい電車」体験記
箱根登山鉄道沿線の紫陽花は、夜のライトアップも人気。
6月下旬から7月上旬に、全車座席指定「夜のあじさい電車」が運行される。
人気はすごく、通常は即日満席だが、運よく終点・強羅発の便を予約できた。
乗車した日の車両は、1000形「ベルニナ」号3両編成だった。
発車の合図、そしてカウベルがホームに鳴り響く。
駅員一同が「夜のあじさい電車 いってらっしゃい!」のボードを持って見送ってくれた。

彫刻の森駅付近の紫陽花ライトアップ
「夜のあじさい電車」は、紫陽花スポットで徐行や一時停止をしてくれる。
また、その際に車内減光または消灯サービスがある。
発車して程なく、彫刻の森駅付近で徐行し、ライトアップされた紫陽花を観賞できた。

大平台駅付近の紫陽花ライトアップ
中でも一番壮観だったのが、スイッチバック駅の大平台駅付近だった。
強羅から下って来る線路と、箱根湯本から上ってくる線路が並んでいて、ほぼその中間に紫陽花の見事な群落。
この部分を昼間に撮りたいと思い、後日わざわざ訪問した程だ。

ヘッドマーク

塔ノ沢駅ホームの紫陽花ライトアップ

塔ノ沢駅ホームの紫陽花ライトアップ

塔ノ沢駅ホームにて紫陽花を撮影
3度のスイッチバックを終え、出山の鉄橋を渡った塔ノ沢駅で11分停車。
ここでは、ホームのライトアップされた紫陽花を観賞できる。
また特製のヘッドマークを持っての記念撮影もあった。

沿線のライトアップされた紫陽花
幻想に浸っているうちに、現実の世界に戻ってきた。箱根湯本駅到着。
徐行や一時停止を繰り返しながら紫陽花を観賞できる「夜のあじさい電車」は乗る価値十分だ。




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