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南部のもてなし食文化を味わう |
わんこそば |
南部そば料理 東家 |
岩手県盛岡市 |
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2018年5月3日制作
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「盛岡三大麺」というのがある。
一つはわんこそば、一つは盛岡冷麺、もう一つはじゃじゃ麺。 中でも、欠かせないのが「わんこそば」だ。 |
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わんこそばの始まりには「盛岡説」と「花巻説」がある。 |
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「盛岡説」 地主が小作人やお客にそばを振舞う「そば振る舞い」という風習があった。 ただ大勢のそばを出す場合、最後にはそばが伸びてしまう。 そこで少しずつ茹で、小さい器で何度も小出しするようになった。 |
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「花巻説」 当地の殿が参勤交代で江戸に向かう際、花巻に泊まられた。 夕食に特産のそばを出す時に、一般庶民と同じ器では無礼と朱塗りの椀で出した。 これに殿が喜ばれ、何杯もお代わりをしたのがきっかけ。 |
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わんこそばイメージ |
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わんこそばを美味しく食べるコツ 「わんこそば」は「大食い大会」とは違い、自分のペースで楽しむそば。 「はい、じゃんじゃん!」とお給仕のお姉さんが入れてくれるのも楽しみ。 いろいろな薬味をお椀に入れて頂く。 またポイントとしては「つゆは捨てる」こと。つゆを飲むと、その分そばが入らなくなるからだ。 ちゃんと「おつゆを捨てるための器」を出してくれる。 |
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わんこそばの薬味全体 |
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東家は、お椀15杯でおおよそ盛りそば1枚分。 3,240円のコースの場合、薬味が9種付く。 マグロの刺身、なめこおろし、鳥そぼろ、香の物2種類、とろろ、のり、ネギとわさび、もみじおろし。 |
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薬味(とりそぼろとなめこおろし) |
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薬味(胡麻と海苔) |
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薬味(鮪刺身) |
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薬味(わさび、ネギ、もみじおろし) |
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薬味(香の物) |
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薬味(香の物ととろろ) |
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2人以上という店もあるが、東家では1人でもOK。お給仕さんも他のお客さんと一緒に付く。 |
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食べた数のお椀と認定書と手形 |
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わんこそばを食べた人には認定証が、100杯以上食べた人には木の通行手形のような証明書が貰える。 |
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3,240円のコースの場合、食べたお椀が目の前に積まれていき、数をより実感できる。 ※2,920円のコースは薬味7種、算木(数え棒)となり、お椀は重ねない。 |
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東家駅前店 |
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おでかけの際は最新情報をお確かめください。 |
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