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現役短期のモノレール
再現駅でいつまでも
手柄山交流ステーション
手柄山中央公園
兵庫県姫路市

201796日制作

手柄山交流ステーション外観
姫路駅からバスで約10分の手柄山中央公園
面積38haの市民公園。太平洋戦全国戦災都市空爆死没者慰霊塔がある山を中心に、
手柄山遊園水族館温室植物園回転展望台平和資料館など様々な施設がある。
知っている人が少なくなったが、かつては姫路駅と結ぶモノレールがあった。






手柄山公園
姫路博へアクセス
1966(昭和41)年、手柄山公園で「姫路大博覧会」が開催。
そして、姫路駅から手柄山駅まで1.6kmの姫路市営モノレールが開業した。
珍しいロッキード式
モノレールは、線路を跨ぐ「アルウェーグ式(跨座式)」と、ぶら下がる「ソルフェージュ式(懸垂式)」に大別される。
姫路はアルウェーグ式の中で、さらに線路上に敷かれた線路をなぞって走る「ロッキード式」。
しかし、他の形式に比べ、音が大きく乗り心地も劣った。
そのためか、国内で採用されたのは他では小田急向ヶ丘遊園(川崎市:廃線)のみ。
運行8年で休止へ
並行する山陽電車より運賃が高いこともあり、博覧会後の乗客数は伸び悩んだ。
開業2年後には唯一の途中駅・大将軍駅が廃止され、姫路駅から手柄山を一気に結んだ。
しかし、赤字は解消できず、1974(昭和49)年に全線運行休止、その後廃止となった。


手柄山交流ステーション外観

再現された手柄山駅ホーム
車両公開
運休から30年程たった2003(平成15)年以降に新しい動きが起こる。
旧手柄山駅で保管されていた車両を公開しようというのだ。
そして、当時のホームを展示場に、旧検修線部分を水族館新館に改造。
2011(平成23)年に「手柄山交流ステーション」としてオープンとなった。
*手柄山交流ステーション 9:00〜17:00

200形電車
展示車両は、両運転台だった200形電車2両編成。
1両は車内の見学ができる。
中のボックスシートはふかふかで、観光を意識した内装。


200形電車車内

200形電車運転台


再現された発車時刻表

再現されたホームの広告

姫路市営バス資料コーナー
旧プラットホームは当時の駅名板や広告、時刻表まで再現された。
2010(平成22)年に神姫バスに移管される以前の姫路市営バス資料も展示されている。

山陽姫路駅から山陽電車に乗ると、右手に橋桁跡が見えてくる。

ビルの中という珍しい構造が故に長らく残っていた中間駅・大将軍駅だが、耐震問題などから解体された。
2016(平成28)年夏に開催された最後の見学会には、見学応募者は定員の何と50倍だったという。




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