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SLやトロッコ鉄道で乗車
北海道鉄道発祥地の博物館
三笠鉄道村
北海道三笠市

2016529日更新
北海道最古の鉄道は、幌内と小樽の手宮を結んだ幌内鉄道
幌内炭鉱で産出される良質の石炭を小樽港に運ぶため、米国人鉄道技師・クロフォードの指導を受けて1882(明治15)年に開業した。
長い間、石炭や旅客輸送に活躍し、1987(昭和62)年に全線廃止となった。
同年9月、道内の代表的鉄道車両や資料を展示した野外博物館が開業。
「北海道鉄道発祥の地」で幌内線終着駅だった幌内駅跡を活用している。



鉄道村敷地内
◆三笠鉄道村(幌内ゾーン)
北海道の鉄道や炭鉱に関する貴重な資料が多数展示してある。
また屋外にも、北海道を走った車両たちが静態保存されている。

59609号蒸気機関車


<画像提供:佐々木勇士>
蒸気機関車S-304
室蘭市の鐵原コークス(現・テツゲン)で工場内の入換に使用されていた蒸気機関車。
貨車改造の客車2両を牽引して観光列車として、構内の300mのコースを往復運転している。(運転は土日祝日・夏休みのみ)
また18歳以上の方を対象とした「S-304運転体験」も行われている。
59609号蒸気機関車
貨物列車牽引用の蒸気機関車で、通称「キューロク」。
幌内線で、長編成の石炭輸送列車の先頭として活躍した。

SL列車の客車

ED76-505
ED76-505号電気機関車
札幌近郊の電化区間を走った電気機関車。
キシ80-31号食堂車
札幌〜釧路間の特急「おおぞら」号に使用されたキハ82形気動車の食堂車。土日祝日のみではあるが、食堂営業を行っている。
京都鉄道博物館のナシ20形食堂車と並び、食堂営業を行っている保存車両として貴重な存在。
キハ22-52号気動車
北海道全域で活躍した気動車。北国を走るにあたって、二重窓などの防寒構造がされている。

キハ27-23号+キハ56-16号急行用気動車
北海道の急行列車用として長らく活躍した。

スユニ50-505号車
郵便荷物車として、長距離旅客列車に連結されて使用された。
スエ30-41救援車
ダブルルーフの古い客車を改造した救援車。事故が発生した時の必要資材を積んである。

この他にも多くの鉄道車両が展示されている。

三笠鉄道記念館
明治から昭和にかけての鉄道資料やD51や弁慶号などのSL模型などが展示されている。
2階では、ありし日の幌内線や北海道の鉄道の歩みを映像で触れることもできる。

三笠鉄道記念館内部

三笠鉄道記念館資料




◆クロフォード公園(三笠ゾーン)
「北海道の鉄道の父」ジョセフ・ユリー・クロフォードにちなんで名づけられた公園で、広い敷地には野外ステージや復元された三笠駅(幌内太駅)がある。

復元された三笠駅
DD51-548号ディーゼル機関車
北海道で活躍した大型ディーゼル機関車。復元された三笠駅のホームに停泊するように展示されている。
ホキ2341号貨車
穀物搭載用のホッパー貨車で、DD51と編成を形成しているように保存されている。
ホキ746号貨車
バラスト(線路用の砂利)を運ぶためのホッパー貨車。

ヨ8006号車掌車
ヨ8006号車掌車
貨物列車の最後尾に連結されていた車掌車。DD51+ホッパー車2両+車掌車という編成で保存展示。

クロフォード公園のキハ82-100
特急「おおぞら」号フル編成
札幌〜釧路間の特急「おおぞら」号で使用されたキハ82形特急用気動車の7両フル編成が展示されている。
食堂車やグリーン車などの貴重な車両も連結されており、格好の被写体となっている。

クロフォード公園のキハ82形編成(グリーン車)

クロフォード公園のキハ82形編成(食堂車)


クロフォード公園のキハ82形編成

三笠トロッコ鉄道
クロフォード公園から三笠鉄道記念館の間にある、旧幌内線跡を活用した約2.5kmの線路。
軌道用モーターカー軌道自転車など様々な車両で走ることができる。(4月下旬〜10月の土日祝日、夏休み)
今後も延伸予定という。

【施設データ】
<入場料など>
三笠鉄道記念館 大人 530円、小中学生 210円
SL体験乗車 1乗車 300円
幌内線トロッコ展望列車の旅 往復 大人1,000円 小人500円
<開館時間> 9:00〜17:00
<休館日> 毎週月曜日、10月16日〜4月15日




おでかけの際は最新情報をお確かめください。
三笠鉄道村HP

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