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旅情が蘇る 海峡の旅を偲ぶ船
函館市青函連絡船記念館
摩周丸
北海道函館市

20171018日制作
JR函館駅から右手の岸壁へ向かうと停泊している1隻の大きな船。
1988(昭和63)年の青函トンネル開業まで活躍した青函連絡船「摩周丸」だ。
ここは活躍していた頃の実際の乗船場、旧函館第二岸壁。






摩周丸全景

後ろからの摩周丸

空から見た摩周丸
摩周丸は乗船し見学できる。
操舵室(船橋)、無線通信室など当時のままで、前部グリーン船室は展示室となり、実物部品や模型などがある。
また、パネルや映像で青函連絡船の歴史やしくみなどを学ぶことができる。
乗船すると、まず目にするのはかつての座席。
青函連絡船の客室は、普通船室(桟敷席)、普通船室(一般座席)、グリーン船室(座席)、グリーン船室(桟敷席)、寝台があった。
そのうち、グリーン船室と普通船室の座席を見ることができる。

普通座席
普通座席は、背面に折り畳み式テーブルが取り付けてある。
当時の特急列車と同じタイプだ。
座り心地もなかなか良い。

リクライニングさせたグリーン座席
グリーン座席はリクライニングシートで、倒せる角度は現在のグリーン車や夜行高速バスも顔負けのゆったり感。
深夜便などでは特に人気だったという。

船員たちの制服
かつての前部グリーン船室は改造され、今は展示室。
青函連絡船の歴史や乗務員の制服などを見ることができる。

喫茶室
最前部は喫茶室と売店。
その一角で「洞爺丸台風」に関する展示がある。
1954(昭和29)年、台風15号で「洞爺丸」など5隻の連絡船が沈没。
多数の犠牲者を出した。
この事故が、青函トンネル工事の起爆剤ともいわれている。

展示室


操舵室

操舵室の窓
ブリッジ(操舵室)も公開されている。
当時の操船技術が伝わる雰囲気で、気分はすっかり航海士。
吹雪や高波など荒天の海峡を進むシーンを、とふと思った。

通信室


復元された普通船室(桟敷席)
上の階では、普通船室(桟敷席)が復活。
船旅はこうでなきゃ、と思い上がってみる。
津軽海峡を連絡船で渡った頃を思い出す人も多いだろう。





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