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揺れ響く快感 港町レトロ路面電車
箱館ハイカラ號
函館市企業局交通部
北海道函館市

2017816日制作

五稜郭公園前でのハイカラ號
函館の路面電車に1台だけ活躍する昔ながらの単車。
街行く人が振り返るような存在感がある。






車内の説明板
誕生は1910(明治43)年。
当初は、成田山(千葉県)を走る成宗電気軌道の電車で、参詣客などに利用されていた。
函館にやってきたのは、1918(大正7)年のこと。
さらに1937(昭和12)年には、冬用のササラ電車となった。
雪を払うホウキ状のササラを取り付けられ、除雪で活躍していた。
1992(平成4)年、函館市制70周年記念で旅客車に復元。
台車は、ササラ電車時代のものをそのまま再活用。
車体は、当時の図面を基に製造された。
翌1993(平成5)年より「箱館ハイカラ號」として走り出した。

現在は函館駅前電停なら上下線4本ずつのダイヤ。
火・水曜日などは運休。


函館駅前にて
運転台部分はオープンデッキで吹きっさらし。
当然の如く冷暖房の設備はないので、運行は4〜10月。
赤と白に塗られたダブルルーフ(二重屋根)も特徴。
現在の電車と並ぶと、まるで「おじいちゃんと孫」のよう。

後ろのデッキから乗り込み、女性のアテンダント(車掌)から乗車券を購入する。
写真やイラストが入った券で、乗車記念として嬉しい。


古い電車だけあって揺れが大きく、吊り掛けモーター特有のモーター音が響く。
しかし、今ではこれが人気。
珍しい体験が嬉しくて、心も揺れ響く。




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