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東北以北最古の手動エレベーター
函館地域交流
まちづくりセンター
北海道函館市

2017814日制作
函館市電「十字街電停」近くのレトロな建物。
1934(昭和9)年に設置された東北以北最古の現役エレベーターがある。





この場所、元々は1892(明治25)年にできた丸井今井呉服店函館店だった。
1923(大正12)年に丸井今井デパートとなり、1930(昭和5)年に5階建へ。
この時、当時まだ珍しかったエレベーター(現在のものではない)が設置された。
1934(昭和9)年の函館大火で内部が全焼したため、現在のエレベーターはその後に設置されたもの。
1969(昭和44)年にデパートが移転、水道局事務所を経て現在に至っている。
東北以北最古のエレベーターは、現在も稼働中。
オーチス社製で定員12名。何と手動で、ハンドルを回すと上下に動く。
停止位置やタイミングなど、運転者の技が必要だ。
自由に乗れるわけではないが、申し出ると説明を受けながら1階から3階へ往復体験利用ができる。
ドアは二重式で、1枚目の鉄製防火扉を開くと、網のような2枚目のドアがある。

ドアが閉まった状態のエレベーター

ドアの上部に停止している階を示す文字盤
ハンドルを指差し「ここを回すのですよ」とスタッフ。
2枚のドアを閉めてハンドルを右に回すと、ゆっくり上昇し始める。
降りる時はハンドルを逆の左に回す。
現在と比べ速度が遅いが、当時のハイカラ気分を体験できる。
手動のエレベーターは、もう国内に数台しかない。

鉄製防火扉を開けたエレベーター





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