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戦前生まれ 時代を越えた人気
あんかけかつ丼
加登屋食堂
岐阜県瑞浪市

2017131日更新

あんかけかつ丼 700円(2015.4.1)
戦前からのオリジナルメニュー
カツ丼と言えば、普通は揚げたてのカツを玉ねぎと一緒に割り下で煮て、とき卵でとじたもの。
その歴史は1921(大正10)年に早稲田大学の学生が考案したとか諸説あるが、定かではない。
しかし、加登屋食堂のカツ丼はだし汁の中に卵を溶いた「あん」をかけたもので、この店のオリジナルメニューだ。
この「あんかけカツ丼」は、何と1937(昭和12)年創業時に登場した。
当時、卵と言えば病気の時でもないとなかなか口にできない貴重品。
卵をたっぷり使うこのカツ丼も、それこそ「お出かけの時のご馳走」の部類だった。
そんな中、初代ご主人が、「もっと気軽な値段でカツ丼を食べてもらいたい」と、カツに葛でとろみをつけた溶き卵入りのあんをかけて出した。
オリジナルメニュー「あんかけカツ丼」の誕生だ。
最初は、「何だい、こりゃ玉子どんぶりじゃないか。
こっちが頼んだのはカツ丼だよ。」と言われたことも幾度となくあったという。
大変だった味の継承
現在、このお店を奥さんと切り盛りしている三代目のご主人。
子供の頃から、仕事をしている親の姿を見て育ってきた。
土曜日や日曜日は大変忙しく、親がわざわざ御飯を作る暇もなく、お昼は決まって「あんかけカツ丼」。
今思えば懐かしいと、笑って話してくださった。
三代目のご主人は、高校を出ると料理人の修業に出るが、あんかけカツ丼とは無縁の世界だった。
その後お店を継ぐことになるが、マニュアル化されているメニューと違い、勘とタイミングが勝負と痛感。
特にあんかけカツ丼は、当初はあんかけのあんが固くなってうまく作れず、何度も試行錯誤を繰り返した。
徐々に材料の分量や煮るタイミングなどのコツをつかんで、先代の「あんかけカツ丼」を作れるようになった。
ゲン担ぎの注文
地元の学校の剣道部が昼に出前注文してくれることもある。
「カツ=試合に勝つ」というゲン担ぎで、大切な試合の前に注文してくれたこともある。
地域と共に嬉しい想い出を重ねてきた。
テレビ番組やコンビニメニューにも登場
「あんかけカツ丼」を食べたお客さんの声は「珍しい」という声が多く、次第にマスコミ取材を受けるようになった。
日野皓正やウド鈴木などがレポーターとして来店、
美味しそうに「あんかけカツ丼」を食べる姿がテレビで放送されると、お客さんも多くなった。
日本テレビ系「秘密のケンミンショー」では、「岐阜県瑞浪市でカツ丼と言えば“あんかけカツ丼”!」と放映。
これを流行に敏感なコンビニ業界が見逃すはずはなく、
サークルKの東海地方限定で、2年連続で「あんかけカツ丼」が販売された。






以前の店舗
70年以上続く老舗の「駅前食堂」
お店は、JR中央本線・瑞浪駅を降りてすぐ。「駅前食堂」加登屋食堂。
うどん等の麺類からうなぎ、洋食などメニューは多彩で、値段もお財布に優しい。
テーブルでは家族連れがご飯を食べ、座敷では近所のおじさん達が宴会に興じている雰囲気。
創業は1937(昭和12)年。当時は、列車待ちの人たちで賑わった。
25年前程に改築したが、昔ながらのあたたかい雰囲気は今も健在だ。





おでかけの際は最新情報をお確かめください。
加登屋食堂のホームページへ

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