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あゝ野麦峠 主人公眠る故郷の寺
専勝寺
岐阜県飛騨市角川

2016925日制作

政井みねさんのお墓
山本茂実氏の小説として映画として有名な「あゝ野麦峠」。
主人公・政井みねの故郷は旧角川村(現・飛騨市角川)。
専勝寺にお墓があり、案内板も出ている。
現在でも、花を手向ける人が訪れるという。
亡くなったのは1909(明治42)年、20歳だった。






お寺の入口
野麦峠からは85km程。最寄りのJR河合駅から約1.7km。

鐘つき堂

鐘つき堂の前にある看板
お寺に入ると、左側に鐘つき堂が見えてくる。
ここに、お墓の場所を示す案内板が立つ。
「政井みねさんのお墓 本堂のウラ」

本堂
本堂の裏にまわると、政井みねさんのお墓がある。
昭和初期に、兄・辰次郎氏によって造られたという。

政井みねさんのお墓
政井みねさんは尋常小学校を出ると、他の少女達と同様に岡谷(長野県)の製糸工場へと働きにいく。
勤務成績が優秀で「百円工女」(当時の百円は家が建つ程)となり、工場からもてはやされた。
しかし、過酷な労働条件や劣悪な環境から、身体を壊してしまう。
「ミネビョウキ スグヒキトレ」の電報。
兄・辰次郎は、150km程ある道のりを険しい峠も越え、2日間歩き通し迎えに行った。
帰り道は、背負子にみねさんをおぶって歩いた。
飛騨に入る野麦峠まで何とかたどり着く。
「あゝ、飛騨が見える。」
みねさんは嬉しそうにつぶやくと、21歳の生涯を終えた。


お墓の前には、兄の辰次郎が晩年に建立した親鸞聖人像がある。





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