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参加者の笑顔を願い
昭和の車両が集合
みんなでしあわせになるまつりin夷隅
千葉県いすみ市

2016109

国吉駅前の車両展示
ボンネットバスや懐かしい車両が、レトロな列車で人気の「いすみ鉄道」沿線の街に集合。
会場は国吉駅下車の苅谷商店街。
「みんしあ夷隅」という愛称で親しまれている。
宮城県栗原市の栗駒六日町商店街で開催される「みんなでしあわせになるまつり」に関わりがあり、
2013(平成25)年からいすみ市でも開催されることになった。
「みんな」とは、お客さんはもちろん、車両提供者、地元の方、運営者など、まつりに関わった全員。
「夷隅(いすみ)」とは旧夷隅郡の意で、いすみ市のみならず鉄道などでつながる地域への広がりへの思いから。
まつりの内容は、昭和の車展示、ボンネットバス体験乗車をはじめ、警察・消防車両展示、飲食出店、物販出展、スタンプラリー、ステージイベントなど。






国吉駅での急行列車(右側)
<レポート>
レトロな列車が魅了する鉄道沿線の街に、レトロな車両が集合。
列車好きでレトロも好きで、楽しみにしていたイベントへ。
いすみ鉄道「国吉」駅で下車。
発車を待っていた下り列車「急行1号」も、国鉄時代を彷彿とさせてくれる「国鉄色」の車両が使われていた。

オート三輪とキハ30
駅前の駐車場は「車両展示第3会場」。
主にオート三輪や昔のマイクロバス、消防車などが並んでいた。
オート三輪の奥には、元・国鉄久留里線(木更津〜上総亀山間)で活躍したディーゼルカー「キハ30-62」が停車。
昭和時代を思い出させてくれる光景だった。

国吉駅前の消防車
駅前のタクシー会社では、昔のタクシーと今のタクシーが並び、新旧の比較ができた。

お祭りの露店
国吉駅から徒歩5分程の苅谷商店街は「歩行者天国」となり、露店が並んでいた。
しかし、天気はあいにくの雨模様。
それでも午前10時、野外ステージで地元の商工会長による開会宣言。

金管部の小学生の演奏
雨脚が少し強くなってきたので、向かいにある屋内ステージへ。
地元の国吉・千町・中川の3小学校合同の金管部が演奏リハーサル中。
金管楽器の伴奏と和太鼓を絡めて、力強い演奏。
祭りのオープニングにふさわしい迫力だった。

「BOSO娘」ステージ
野外ステージへ戻ると、いすみ鉄道公認アイドル「BOSO娘」のライブ。
オリジナル曲や有名アイドルの歌など、熱唱を聴くことができた。

キッチンカーによる屋台村
隣の駐車場では、キッチンカーによる屋台村が出来ていた。
軽食、中津からあげ等メニューも豊富。あとでのぞいてみようかな。

旧型スカイラインGT
スーパーマーケットの前は「車両展示第2会場」で、主に乗用車の展示会場だ。
中でも目を惹いたのが、昔の日産「スカイラインGT」。
昭和では当たり前に走っていた名車。
今では、懐かしい車として捉えられる感覚を再認識。
市役所夷隅庁舎の敷地には、消防車・救急車など「緊急車両」の展示。
これもまた「地元密着」ならではのお祭りなんだなぁ。

JA(農協)脇では、オートバイの展示。
ポケットバイク(ポケバイ)からハーレーまで、大きさ別に並んでおり、バイク好きにはたまらない光景だ。
そこにあった日本石油(現・ENEOS)の給油機もレトロ感があふれていた。

バイク展示の所にあった給油機

今回特に楽しみにしていたのが郷土資料館駐車場で、ボンネットバスが何と3台!
係員の話では、バスは3台とも個人所有物。茨城県石岡市の方からお借りしているもの。
3台共、市内を観光運転してくれるという。
まず、昔の「国鉄バス塗装」のバスが、満員の乗客を乗せて出発。
ボディには国鉄バス時代のシンボル「燕マーク」もしっかり再現されていた。
ボンネットバス

ボンネットバス車内
10分間隔で走っているが、運がいいといすみ鉄道の懐かしい急行列車に出会うことができ、
昭和レトロな写真が撮れるようになっている。
周遊ボンネットバスのコースは、東回り(いすみ学園方面)と西回り(ポッポの丘方面)の2コースが交互に出発。
各15分のドライブなのだが、太っ腹なことに乗車無料!
次に来たバスは正式名称「日産U690」。
1964(昭和39)年に日産ディーゼル(現在のUDトラックス)で製造された。
富士重工製ボディで「縦目の日産ボンネットバス」は、動態保存車では唯一の存在となっている。
備北交通(広島県)で活躍していた車両で、塗装も車内のプレートも「備北バス」の文字があった。
乗客が満員になったところで、発車。
車掌さんも乗務し、保安要員と観光案内を兼務。
「このバスは夏に暖房、冬に冷房が効きます」とアナウンス。車内がドッとわいた。
懐かしさ残る田園地帯を走り、出発地へ戻る。

丸ポストと赤電話(駅前)

旧型マイクロバス(駅前)
車両展(駅前)

車両展示第2会場

身体も冷えて空腹を感じたので、お昼を食べることに。
「いすみ市宿泊業組合」のお母さん達が作る「たこめし弁当」だ。
豚汁とのセットで600円なり。
たこめしは、地元産タコを薄味で炊き込みご飯にした素朴な美味しさ。
豚汁の熱さがとても身に染みた。
※土休日のみ、国吉駅で「たこめし駅弁」(800円)の販売あり。
懐かしさを感じ、満ち足りた気持ちに。
来年は、天気が晴れるといいな。





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