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縞模様の地層 長大な海食崖
屏風ヶ浦
千葉県銚子市・旭市

2017215日制作
高さ40〜50mの海食崖が約10kmにわたって続く景勝地。
特有の地形で、地質学的にも価値が高い。
江戸後期以降、名所記や名所図会など出版物に取り上げられ、歌川広重「六十余州名所図会」にも描かれた。
イギリスのドーバー海峡に続く断崖(白い崖)に似てることから別称「東洋のドーバー」。
断崖上部を走る県道は「銚子ドーバーライン」の愛称がついている。
国の名勝及び天然記念物。





屏風ヶ浦は、地球の丸く見える丘展望館からの風景が知られている。
また、屏風ヶ浦の断崖と太平洋に挟まれた屏風ヶ浦遊歩道なら、断崖を下から見上げることができる。
起点は銚子マリーナ海浜緑地公園で、駐車場から遊歩道入口まで約200m、徒歩約3分。
途中、銚子海洋研究所横を通る。
銚子海洋研究所
オットセイ&イルカウォッチングやクジラウォッチング、屏風ヶ浦周遊クルーズ、サンセットクルーズなどを実施している。
遊歩道は片道約450m、往復で20分程。
波の音を聞きながら、左手に海岸線、右側に断崖を一望しながらの散策。
彼方には風力発電の風車群も見える。
崖面では、地層の断面が縞模様となってはっきり観察できる。
貝類の化石や、生活の痕跡、湧水も見ることができる。
荒波による浸食の力はすざまじく、砂岩質の土壌が弱いこともあり、有史以来数km海岸線が後退している。
そのため、かつて佐貫城だった場所は陸地でなくなっているという。
対策として、現在は消波ブロックなどで浸食をおさえている。
遊歩道自体が防波堤の役割をしているのだ。
<アクセスデータ>
*銚子市内からは、車で約15分。銚子マリーナに駐車場あり。
*JR銚子駅前から「千葉科学大学」行き千葉交通バス約20分の「銚子マリーナ」下車。


地球の丸く見える丘展望館より

屏風ヶ浦遊歩道入口




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